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はかまどトピックス

2016/05/02

母の日の過ごし方

Q1:「母の日」に、亡くなった母のお墓参りに行きたいと思っています。その際に、お供えするお花は、カーネーションでもよいのでしょうか?
A:はい。「母の日」の起源は、20世紀の初めに、アメリカのアンナ・ジャーヴィスさんという女性が、亡くなったお母さんの墓前に、お母さんが好きだった白いカーネーションを手向けたことに由来しているそうです。その後、「亡くなった母には白いカーネーションを、存命する母には赤のカーネーションを贈る」という風習へと変わっていきました。

また、白いカーネーションの花言葉は、「尊敬」「私の愛情は生きている」という意味があるそうです。ですから、母の日に、お母さんに捧げるお花として、ふさわしい花だと言えるのではないでしょうか。

 

 

Q2:「母の日」にお供えするのに、ふさわしいお花にはどんなものがありますか?

A:はい。母の日と言えば、カーネーションが慣習となっていますが、必ずしも、カーネーションにこだわる必要はありません。例えば、生前に、お母さんが好きだったお花や、お母さんとの想い出のお花、好きな色のお花をお供えしてあげても良いでしょう。また、カーネーションは、比較的小さな花ですので、ユリなどの大きな花を入れると、バランスよく、素敵なアレンジになることでしょう。ほかにも、白や淡いピンク、紫をベースにすると、落ち着いた雰囲気になりますし、さらに、緑の葉ものを加えると、見栄えがして明るい印象になります。ご信仰されているご宗教の考えに沿って、お花選びをされると良いと思います。

また、お墓の花立てに入れられる花の本数には限りがあります。ですので、いろいろな種類のお花を用意したけれど、入りきらないということにならないように、気をつけたいものです。

また、最近では、カーネーションの香りのする線香なども販売されています。年に一度の「母の日」ですから、いつもとは違う香りを織り込んだ線香を、お墓に手向けてみてはいかがでしょう?心温まる優しい香りが、お母さんをしのぶ気持ちを包んでくれるでしょう。

まとめ

日本では、お盆やお彼岸などにお墓参りをすることはあっても、「母の日」にお墓参りを・・・と考えられる方は、まだまだ少ないようです。しかし、「母の日」は、他界したお母さんをしのび、手を合わせるとても良い機会です。母の日にお墓参りをして、お母さんに元気でいることを報告すれば、何よりもお母さんの供養になることでしょう。

お母さんが好きだったお花や、想い出のお花など、贈りたいと思うものを墓前にお供えして、お母さんとの素敵な時間を過ごされてみてはいかがでしょう?

このご質問は、お墓案内センター寺田がお答えをいたしました。

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