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はかまどトピックス

2016/10/09

お墓と原石①

お墓にとって、これまでもこれからも不可欠であるもの。

それが  『石』  です(^◇^)

こちら「お墓と原石」コーナーでは、その墓石の原材料たる “原石”についてのお話をしていきたいと思います。担当者は、原石採掘元の人間ですから、とてもコアな内容になると思われますが(苦笑)よろしくお付き合いくださいませ。

 

さて太古の昔より、私たちの埋葬場所には“石”でできたお墓が建てられてきました。その墓石用の原石を採掘する場所が、日本各地にあります。墓石とは、土地によって形や大きさも違いますが、やはり使用する原石に関しても、おおむね消費地に近い場所で採れる石を使う傾向があります。

(石はたいへんに重く、輸送が大変なため ※一部例外はあり)

今では交通網、輸送技術の発達により日本全国の石、いや世界中の石がどこにでも流通しており、望めばどんなものでも買える時代になりましたが、やはりその土地土地での“スタンダードな墓石”に使われる原石は、ある程度昔ながらの土地の傾向があるといえるでしょう。

さてさてその墓石用の原石ですが、驚くことに一般の方の中には、

「あの墓石の形のまま、山に転がっている」

と思われていることもあるそうで、、、(苦笑)

当然ながらそんなことはありません。

あのようにお墓のかたちになるまでには、たいへん多くの技術と輸送、加工工程を経ておりますし、何よりも“お墓”として皆さんの前に現れている墓石とは、実は厳選に厳選を重ねられた、ほんのひとかけらの原石なのです。

別の言い方をしますと、その“お墓”を作るために、そのお墓の“何倍~何十倍”もの原石が消費されている、ということですね。(ΦωΦ)

なぜそのようなことになるのか、、、、

これはまず墓石用の原石とは、山があればどこを掘っても産出されるというものではないということに一つの要因があります。

 

つづく

 

広報委員会 小田和比古

 

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