はかまどトピックス
2016/06/10
お墓参りとその意味

一般の方を対象に、
「お墓参りをしたらどんな気持ちになりますか?」
とアンケートを取って回ったところ、
「すっきりした」
「いいことをした気分」
といった声が多かったそうです。
習慣として私たちが自然に行っているお墓参りですが、
それが私たちの精神に良い影響をもたらしているのは明白なようですね。
しかしそれはいったい、どういった要因からきているのでしょうか。
私たちはお墓参りにおいて、お祈りをします。
そのお祈りは、ご先祖様に対してのお礼もあれば、お願い事もあるでしょう。
そういったお祈りを繰り返すことにより、
なんとかその祈りに応えようとする力(宇宙エネルギー)のようなものが降り注いで流れてきて、
やがてお墓を通じてそのエネルギーの道筋ができてくるのだと聞いたことがあります。
お寺や僧侶がお墓に入魂をするのは、 その宇宙エネルギーが流れてくる
道筋(ご先祖様との対話のチャンネル)をぐっと広げる意味合いでもあると。
さて私がもし、お墓で眠っている先祖だとしたら。
かわいい子供や孫たちがお墓参りに訪れて、自分の好きだったお菓子を置いてくれたり、
お花を飾ってくれたりしたら、それはもう飛び上がるくらい嬉しいことです。
だからこそ、お墓参りとはこんなにも素晴らしい習慣となっているのだと思います。
「お願い事があったら、神社仏閣に行くよりもお墓参りのほうがよく効く」
と聞いたことがありますが、それも納得です(笑)
なぜなら、自分がその立場(ご先祖様)になったとき、
わが子孫のためにできることは
可能な限りの方法を駆使して叶えてあげたいと思うはずだから。